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クリエイターインタビュー

アーティスト高橋理子さん

「いまここから始まる伝統」をコンセプトに、“円”と“直線”のみで表現を続ける、アーティストの高橋理子(ひろこ)さん。彼女が生み出す作品は、アート、ファッション、工芸、和と洋などあらゆるジャンルを超え、伝統に進化を加えた新しさを提案してくれる。“円”と“直線”という最小限の要素に無限の可能性を追求する彼女が、リボンマグネット「クリエイターシリーズ」のデザインに込めた意図とは何だったのか? 女性ならではの視点を大事にデザインしたという、その思いを熱く語ってくれた。
HIROCOLEDGE HP http://www.hirocoledge.com/

リボンマグネット「クリエイターシリーズ」に参加いただきありがとうございます。
高橋さんの特徴である“円”と“直線”を活かしたデザインは、いままでのリボンマグネットにはなかったタイプのデザインで、そういう意味でも高橋さんに参加いただけたことを、本当にうれしく思います。高橋さんは、リボンマグネットのことは、以前からご存知だったんですか?

見たことはありましたが、詳しいことは知りませんでした。クルマに貼っているのを見たことがある……、という程度です。ワンボックス系やRV系のクルマに貼っているのを良く見かけましたね。ハワイをイメージさせるようなデザインだったと思います。ハイビスカスやヤシの木がデザインされていたかな。実は私、クルマに何かを貼るのが好きじゃないんです。スッテッカーを貼ると、剥がした後にその跡が残りますよね。だから今回、何かを貼る、貼りたくなる、という行為の難しさを改めて考えながら、どういうデザインだったらクルマに貼ってくれるのかな、とすごく悩みました。


クルマに何かを貼る行為が好きではなかった高橋さんが、クルマに貼るモノとして誕生したリボンマグネットのデザインを手がけてみようと決めた理由は何だったんでしょうか? 今回の「クリエイターシリーズ」に快く参加くださったわけですが……。

私は自分の活動を通して「地球を幸せにしたい」という思いがあるので、自分がデザインしたものが誰かの幸せにつながるなら参加してみようと思いました。社会貢献を意気込んでするのではなく、楽しいことが自然に社会貢献になっていた、ということがたくさんあったらいいなと思うんです。「かわいいから欲しい」「かわいいからクルマに貼りたい」。たまたまそういう気持ちでリボンマグネットを買ったら、実はその行為がチャリティーに繋がっていたという流れがいいですね。そのためにはモノの力、デザインの力も大切。リボンマグネット「クリエイターシリーズ」で、楽しい社会貢献を生み出せそうだと思ったので参加を決めました。


高橋さんの手がける『HIROCOLEDGE』のブランドポリシーには、環境問題への意識の高さや伝統への敬意を強く感じますが、社会貢献への関心も高いですね。“誰かのために……”という気持ちは、いつ頃から高橋さんのなかで芽生え始めたのですか?

小さい頃から「勉強しなさい」とか「大学へ行きなさい」とか、両親に口うるさく何かを言われたことがないんです。のびのび育ってきました(笑)。唯一記憶に残っているのは「ご飯は一粒も残さず食べなさい」という言葉でした。世の中にはご飯を食べられない子どもたちもいるということを聞かされていたので、自分は恵まれているということを子供心に自然と考えていましたね。私が大学生のとき、両親が「里親制度」に登録して、タイの貧しい子どものために学費などを支援する活動を始めたんです。里親になった子どもから手紙が来たとき、父も母もすごく喜んでいて……。そういう両親の姿をずっと見てきましたから、「誰かのために何かをする」という気持ちは自分のなかに自然に身に付いていたのかもしれません。


素敵なご家庭ですね。ところで今回のリボンマグネットはピンクリボンとしてデザインされていますが、どのような理由でピンクリボンを選んだのでしょうか?

リボンマグネットの売り上げの一部を寄付する団体をどこにしようかとずっと考えていたんですが、結局、ピンクリボンを推進している「日本対がん協会」にしました。ピンクリボンは乳ガン撲滅・早期受診への啓蒙ですよね。自分も30歳を過ぎて乳ガンの心配も出てきたし、友人たちも関心が高く、早く受診するべきだと言っています。私にとっても身近な問題である乳ガンでつらい思いをする女性を少しでも減らすために、ピンクリボンをデザインしようと決めました。


いま、日本人女性のうち乳ガンを発生する割合は20人にひとりだと言われていますよね。ピンクリボンはすでに有名な乳ガン撲滅・早期受診啓発のシンボルですけど、高橋さんがデザインしたこのリボンは、今までのピンクリボンにないタイプになりそうですね。

ピンクリボンって無地が多いと思うんです。一見ピンクリボンには見えないかもしれませんが、その方が、男女関係なく手に取ってもらえるのではないかと思っています。先日のヨーロッパ出張の際、パリの教会で見たステンドグラスから光が差し込んでくる様子がとてもキレイで、改めて感動したんです。普段はあまり色をたくさん使わないし、具体的なものをイメージしてデザインしないのですが、そのときのステンドグラスの、希望が満ちてくるような神々しい美しさを表現したいと思って、このようなデザインになりました。これを通してハッピーがやってきたらいいなとイメージしながらデザインしました。


高橋さんのリボンマグネットは、どんな方にどのように貼って欲しいですか?

ピンクリボンですが、男性にもぜひ貼ってほしいです。男性がハードなスポーツカーや、大きなバイクのタンクに貼っていたら、見た人は心がホッと和むんじゃないかと思います。私は貼るのが嫌いと言いましたが、マグネットの良いところは、ステッカーと違って剥がせるところ。リボンマグネットって、貼りっぱなしだと無くなったり汚れたりするので、その日の天気や気分で、毎回違う場所に貼ったり剥がしたりと、貼る行為自体も楽しんで欲しいですね。
それと、ステッカータイプなら自転車にも貼れるような小さいサイズがいいかな。国内に限らず人目に触れる機会が多い海外旅行用のトランクにも、貼ってもらえたら嬉しいですね。


高橋さんはご両親の影響もあって、社会貢献の意識が自然に身に付いていると思いますが、現状、日本における社会貢献の意識はどのくらい根付き、広まっていると感じていますか?

世界中には恵まれない子どもたちや、困っている人がたくさんいる。でも、目に見える範囲にも手を差し伸べなくてはいけない人たちがいるはずです。例えば、家族だったり、友人だったり。広い視野を持つことも大切ですが、同時に身近な現実にも目を向ける必要があると思うんです。いま「江戸」が注目されていますが、その時代の人やモノに対する精神性が評価されているんだと思います。「もったいない」や「お互いさま」、「助け合い」という言葉があるように、かつての日本人が自然に持っていた気持ちを、今でも当たり前のようにみんなが持っていると信じたいですね。日本は、表立って「私は社会貢献しています」とは言わずに、人知れずチャリティーにかかわっている人って実は多いのではないかと思うんです。そういう人たちのためにも、楽しく無理のない社会貢献ができる仕組みをたくさん作っていけたらいいなと思います。


確かにいきなり世界や地球に目を向けるというよりも、まずは隣の人に目を向ける、そんな当たり前のことから始めるべきなのかもしれないですね。最後にリボンマグネット「クリエイターシリーズ」に興味をもってくれた人に向けて、ぜひコメントをください!

「なんかこのデザイン、貼りたいぞ」とモノとして気に入って貼ってくれたらうれしいです。「ピンクリボンだから」とか「女性のために」とか、マグネットの意義を考えたり理解するのは、その後に付いてくればいいと思うんです。社会貢献やチャリティー活動って、誰かに言われて無理にすることではなく、自然とそういう気持ちが沸き上がってきて行動に移していくもの。そうでなければ続かないですよね。例えば寄付って「お金を出したら終わり」という場合が多いけど、それだけではなく、自分も楽しめる方がいいし、寄付を受け取る側にとっても、その人が楽しんでくれていた方がいいと思うんじゃないかと。リボンマグネット「クリエイターシリーズ」は、誰も無理をすることなく、楽しいことが社会貢献につながる、そんなきっかけになるものだと思っています。


高橋理子さんありがとうございました。

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