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クリエイターインタビュー

DJ YUTAKAさん

日本にヒップホップを広めたパイオニア、DJ YUTAKAさん。若いミュージシャンにとっては良き兄貴分的存在であり、音楽はもちろん、彼の生き方そのものに影響を受ける人は多い。今回のリボンマグネット×トップクリエイターズ・チャリティ・プロジェクトに参加することに関しては、「特別なことはしていない。好きな音楽を続けることができた自分の幸せを少しだけ他の人に分けるだけ……」と、さらりと言う。そんな我らが兄貴、DJ YUTAKAさんがリボンマグネットのデザインに込めた思いとは・・・。それは、ヒップホップの原点と音楽の素晴らしさを再確認して欲しいという、彼の深い願いだった。(都内某スタジオにてインタビュー)

トップクリエイターズ・プロジェクトに参加いただきありがとうございます。YUTAKAさんは以前からさまざまなチャリティ活動をされていますが、リボンマグネットのことはご存知でしたか?

もちろん、知ってましたよ。ハワイでもL.A.でも、よく見かけたしね。サーファーのクルマに良く貼っているよね。海に行ったとき良く見たよ。でも、その仕組みまでは、よく知らなかったな。


今回YUTAKAさんが、トップクリエイターズ・チャリティ・プロジェクトに参加を決めた理由は、なんだったのですか?

オレは好きな音楽をずっと続けてくることができた、それって幸せじゃないですか。そういう自分の幸せな境遇を考えたら、困っている人がいるなら少しでも人のために何かをしてあげたいって思う。それだけの単純な気持ちですよ。


YUTAKAさんは、本当にさまざまなチャリティ活動をやっていますよね。

そうだね。セーブ・ザ・チルドレン、エイズ……。対象はいろいろだね。いま、震災で苦しんでいるハイチに対するチャリティもやっているし。だってさ、オレの人生、好きな音楽がやれて、仲間もたくさんいて、幸せじゃないですか? オレはそう思っている。だからその幸せの1ミリくらい、人にあげてもいいかな、と。ライブでレコードを100枚かけるとしたら、その1枚を辛い想いをしている人たちのためにかけてあげるようなもんですよ。


なんだか、カッコいい! YUTAKAさんが積極的にチャリティ活動を始めたのは、いつ頃からですか?

2000年にアメリカから日本に帰ってきたんだけど、その頃からかな。一番最初のチャリティ活動は、エイズに対してだった。その後が孤児虐待。そういえば、とある施設のサンタクロースのヘルパーもやったよ。12月24日にサンタクロースになって、その施設に行ったなぁ。まぁ、そんな大掛かりなことはやってないけどさ。その時々でいろいろやってきたよ。


YUTAKAさんがこれだけチャリティに熱心なのは、アメリカにいるときにチャリティに興味をもつきっかけがあったんですか?

別にそんなことないよ。そもそもチャリティーに興味をもつとかもたないとか、そんな視点でチャリティをみてないからさ、オレは。チャリティって損得だとか、興味本位でするもんじゃないだろ?


確かにそうですね。失礼しました。チャリティって、自分のなかに自然に沸き出てくる気持ちからするものですものね。ところで今回のYUTAKAさんのリボンマグネットのデザインには、電車の線路が描かれていますが、これはどういう意味があるんですか?

コレだよ!(壁に飾っている一枚の絵を指す) ヒップホップのアートってコレから始まったんだよ。ブロンクスの貧しいプエルトリカンや黒人たちが橋を超えてマンハッタンに向かう地下鉄にメッセージを描いて、自分たちの気持ちや意見を世間に伝えようとした。それがヒップホップの原点なんだよ。いま、商店街のシャッターなんかに下手な絵を描いて喜んでいるバカがいるけど、本当のグラフティっていうのは、そんなもんじゃない。例えばこの絵は、アメリカの核問題に対してのメッセージですよね。もともとそういう、メッセージ性のある音楽でありカルチャーなんですよ、ヒップホップは。


なるほど。リボンマグネットのデザインの中に、ヒップホップの原点を表現したかったわけですね。

そうだね、ヒップホップをやっている限り、ヒップホップを語りたかったんだよね。それでね、このデザインはオレの代わりにテツ君が描いてくれたんだよ。テツ君は三谷に住んでいてね、いわば外道だよね、世間から見れば。でも彼は、スゴい目をもっていて、スゴい手をもっているんだよ。いいマネージャーさえいれば、おそらく売れっ子になると思う。でも彼にはそういう環境はなく、ただ毎日一生懸命、絵を描いているんだよ。そんな彼にオレは可能性を感じてね、だからオレのイメージを彼に伝えて、描いてもらったんだよ。


そうでしたか……。テツさんはYUTAKAさんのイメージをしっかり表現してくれましたか?

もちろん、テツは本当に良くやってくれたよ。このリボンの形のなかに地下鉄を表現するのは難しいと思うんだよね。あいつは良く描いてくれたと思うよ。
SAVE THE MUSIC!!! オレはさ、音楽を救いたいんだよ。いま、違法ダウンロードなんかで、音楽だけで人生を支えているミュージシャンがメシが食えなくなってきているんだ。そうなればミュージシャンが世の中から消えていく、つまり音楽が世の中から消えていくってことだよ。音楽がなくなれば、音楽で救われる人がいなくなるってことで。だからさ、無意識で違法ダウンロードしているヤツがたくさんいる世の中に、本当に危機感を感じているんだよ。音楽に救われた人っているでしょ? 影響を受けた曲とか、辛い自分を支えてくれた曲とかさ、誰だって一曲くらいあるよね。だったらその曲を作った人に、敬意を払って欲しいと思う。このリボンマグネットのデザインのなかには、そんなオレなりのメッセージを込めたんだよ。


YUTAKAさんのリボンマグネット、どんな人に買って欲しいと思っていますか?

音楽をこよなく愛する人、音楽で自分の人生が救われたと思っている人に買って欲しいね。音楽っていうのはさ、スゴい力を持っているんだよ。人を救えるんだから。ヒップホップの原点だって、自分の描いたメッセージが橋を渡ってマンハッタンに行くって、考えてみるとそんなに大したことじゃないんだよ。だけどさ、それを描いたヤツらにとっては自分を表現して、ひとりでも多くの人に自分の存在を伝えるってことが、とても大きなことで、人の気持ちを動かすための手段だったんだよ。そしてそのメッセージと音が結びついてヒップホップという音楽になっていった。1970年代のことだけどね。いまはヒップホップってファッション的になっちゃってさ、歌謡曲でもヒップホップユニットなんかがたくさんいて、それだけヒップホップが日本に浸透してきているってことなのに、その原点を知っているヤツが少ないっていう現状が寂しいよね。ヒップホップ=DJ=ドラッグ、みたいなさ。そんなんじゃないのに……。だからオレは、ちゃんと伝えたいんだよ。ヒップホップという音楽の原点を、ね。


YUTAKAさんのメッセージ、伝わるといいですね。

日本には問題がありすぎだよ、弱いヤツをみんなでいじめるでしょ。そういう風潮あるよね。メディアにも問題があると思うし……。実はいま、アフリカの子どもたちのためにもチャリティをしようと思っているんだけどね、アフリカの子どもたちは学校に行くのに靴がないんだよ。それで足からバイキンが入って腐っちゃう。そんなこと考えられないだろ、日本では。恵まれているみんながちょっとだけチャリティの気持ちをもって行動すれば、救えることってたくさんあるのに、みんなやらないじゃないですか! つい最近、ハイチの震災へのチャリティとして曲を作ったんだけど、自分が曲作って、それがお金になって、苦しんでいる人を助けられるんだったらって思ったら、自然とそういう気持ちになったよね。チャリティって、ホントになんでもないことなんだよ。自分がもっている何かを誰かのために使うことって、オレにとっては普通のことなんだよ。感じたことを素直に行動しているだけさ。もちろん、損したことだってたくさんある。悪いヤツってたくさんいるからね。いろいろ非難するヤツもいるし。でも騙すより騙された方がいいと、オレは思うんだよね。そういう人間でありたいんだよ。


ヒップホップはメッセージを乗せて発信する音楽ですけど、YUTAKAさんがヒップホップに乗せて、発信したいメッセージは何ですか?

たくさんあるよ。でも一番言いたいのは、Don’t beleive hype! マスコミに惑わされるな、ってことかな。つまり、周りに流されるなってことだよ。自分が歩いている道の意味を忘れて、奴隷のように言われたままに歩いていく。そんなのダメだよ。自分の意思を強く持って生きなくちゃね。大人がさ、責任もって生きていかなきゃ、日本はダメだよ! だからオレは、チャリティするんだよ。オレ1人でもやるよ。


YUTAKAさんがデザインプロデュースしたこのリボンマグネットを通して、YUTAKAさんのメッセージに賛同してくれる人たちにひと言ください!

Don’t believe hype! 周りに流されるな! 自分の意思を持って強く生きて欲しいね。


DJ YUTAKAさんありがとうございました。

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