インタビュー

(写真:左側) マクジルトン・チャールズ様 NPO法人セカンドハーベスト ジャパン 理事長
(写真:右側) 和田裕介様 NPO法人セカンドハーベスト ジャパン 事務局長

◆ NPO法人セカンドハーベスト ジャパン

もったいない・・・日本では、65万人以上もの人が充分な食べ物を得られないでいる一方、毎日数千トンもの食べ物が廃棄されています。
Second Harvest Japanは、母子家庭や高齢者、難民、児童養護施設の子供たち、そして路上生活者など、生活に困っている人々と彼らの支援団体を食を通じてサポートしている特定非営利活動法人(NPO)です。

▼ NPO法人セカンドハーベスト ジャパンのHPはこちら
ttp://www.2hj.org

どのような活動されていますか?

2002年3月に設立しました。実際には主に4つの活動をしています。

(1) 炊き出し
炊き出しは活動の1割です。
毎週土曜日、上野公園にて炊き出しを行っています。30人ほどのボランティアの方と500人分を作ります。金曜日の午前中に準備を行い、希望者がいれば一緒に炊き出しの準備をします。

(2) ハーベストパントリー
協力している団体から緊急連絡があり、その都度必要な食料を送っています。例えば、女性シェルター(DV等で被害にあった女性が数週間独立する施設)、自立援助ホーム、ホスピスなどに緊急支援しています。

(3) フードバンキング
主な活動はこの活動です。食品会社などから食料を寄付していただいたものを再分配しています。食料に関しては賞味期限切れしたものは一切使用していません。全国約150箇所に再分配していて、現在は関東を中心に毎週30箇所に食料を分配しています。

(4) フードバンキングの発展
地方でのフードバンキングのネットワーク作りをしています。


チャールズ理事長がセカンドハーベスト ジャパンで活動されるまでのストーリーをお聞かせ下さい。

1984年にアメリカ海軍で日本に派遣され、2年間の任務を終えアメリカに帰国にしました。1991年に来日し、山谷で生活をしていました。
2000年に炊き出しの代表者たちが集まり、全体を通しその活動に協力していました。2年間活動に携わり、自分の炊き出しの為ではなく、多くの人の為に炊き出しをしようと活動を行い「すべてのひとに食べ物を」という考えになりました。
1997年1月~1998年4月まで、隅田川でブルーシートハウス生活を体験し、環境の違いを感じました。

この時も炊き出しに参加したのですか?

はい、参加していました。宗教団体と組合の団体との違いがかなりありました。組合の方はみんなで一緒に作り、食べて、片付けをしていました。宗教団体だと基準があり、礼拝終了後に炊き出しをして、作る側はこっち、受け取る側はこっちに立って下さいという感じです。

フードバンキングという言葉は聞きなれない言葉ですよね。

そうですね。大体の方は食べ物がもったいないということは分かっていると思います。イメージとして、賞味期限切れのものを提供していると思われがちですが、私達は決して賞味期限が切れたものは提供しません。

私は会社のこと、なぜ寄付をするのか、寄付する商品を必ずチェックしています。表記違いなどで商品として販売できないものなど、会社の様々な理由により、食料が寄付されています。2006年で約270tの寄付を頂きました。本当に信じられない量です。

企業としても、食料を受け入れてもらえることは有難いことでもあると思います。

そうなんです。1トン処分するのに10万円経費がかかります。私達に寄付していただくことで経費削減にもなります。

一番多く寄付される食料は何ですか?

特にありませんが、定期的というと毎週ニチレイから冷凍食品、他には、毎日コストコから200~300kgの食料が送られてきます。

全国にも沢山フードバンキングの団体はあるのですか?

関西や名古屋にはフードバンクの団体があり、月一回、食料をトラックで運び、各団体からさらに再分配しています。

基本的には車での配送が多いのですか?

そうですね。遠い場所に行くときは2t、4t車で行きます。荷物が多い場合は宅急便も使います。先週は、あるお菓子の箱を宅配便40ケース以上で配送しました。

寄付していただいた食料はどこに保管しているのですか?

基本的には事務所の隣の倉庫に保管しています。大きな荷物の場合は成田と舞浜にある倉庫に保管しています。

食料の量が多いと、その分ボランティアの方の人数を必要になりますよね。

配送、炊き出し、食料品の箱をまとめてラベル剥がしが必要な場合だったりと、沢山の方にご協力頂いています。

外国人の方のボランティアも多いのですか?

昨年3月までは7割が外国人ボランティアでした。
それ以降は全国でのテレビ放送があり、日本人と外国人のボランティアの割合は半分になりました。

壁に沢山のサインが書かれていますね。

これは、ボランティアでご協力いただいた方が書いています。


炊き出しは年間通して行っているのですか?また、メニューは決まっているのですか?

年末年始を除いて、雨や雪の日も毎週土曜日に炊き出しを行っています。

メニューは、ご飯、野菜、スープ、ポテトサラダ、卵焼き、お肉などです。
冬場は暖かいもの、今年は冷凍車がありますので夏には冷たいものも提供する予定です。
たまに、観光客も炊き出しに並んでいたりします。私達は誰でもウエルカムですので、様々な方に食料を提供しています。

リボンマグネットは以前からご存じでしたか?

車に貼っていたり、お店で見たことがあります。

このページをご覧の方にメッセージをお願いいたします。

いつも応援して頂き有難うございます。今後もどうぞ宜しくお願いします。

リボンマグネットを貼ってもらい、フードバンキングが沢山の方に知ってもらうことは重要なことだと思います。
最近メディアで紹介されていますが、リボンマグネットを通じてもっとフードバンキングが広まればと思います。


セカンドハーベスト ジャパン様、
ありがとうございました。



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